キノコのきんぴら2018年09月21日 12:53

まず最初にお知らせなのですが、9月24日(月)は臨時休業させていだきます。翌日の火曜日は定休日なので、2連休となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


今日の日替わり料理は、数日前に初登場したこの料理です。


    キノコのきんぴら 230円


前回、すぐに売り切れてしまって食べられなかったお客様がいたので、さっそくの再登場です(^o^)/

前回食べそこねた方も、これ見て食べてみたいと思った方も、ぜひぜひご来店くださ~い♪



ああ・・・

雨ですね(>_<)

雨の日はちょっと憂鬱ですが、そうマイナス思考にはならずに、傘を持たずに困っている人がいたら、傘を差し出してみませんか?

そうすると、ステキな恋が生まれるかもしれないんです。

というのが、この映画↓です。


       『箱入り息子の恋』


あらすじはというと、

市役所勤務の健太郎(星野源)は、仕事が終わったらいつもまっすぐに家に帰ります。酒もタバコも博打もやらず、もちろん彼女もおらず、友達付き合いもありません。趣味はというと、テレビゲームとカエルの飼育という、完璧なオタクぶり・・・(^_^;)


   いくつかある水槽にはカエルちゃんが。


35歳にもなるのに、これじゃあ・・・と、両親が心配して息子にはないしょで、勝手にお見合いの段取りを決めてしまいます。


見合い相手の奈穂子(夏帆)は全盲で、奈穂子の両親はそういう障害を持つ娘を安心してまかせられる、精神的にも経済的にも余裕のある相手を・・・と思っていたのですが、お見合いをしてみると、健太郎はその条件を満たしていないと判断されてしまいます。

じつは、

この奈穂子と健太郎は、このときが初対面ではありませんでした。雨の日に、傘を持たずに立ち尽くしている奈穂子に、


   傘を差し出したことがあったのです。


偶然にもそのふたりが、おたがいの両親が勝手に決めたお見合いで再会したのでした。でも、そのことをおたがいの両親は知りません(奈穂子の母親だけはあとで気がつくのですが)。


そのお見合いの場で、健太郎は初対面にもかかわらず自分を罵る奈穂子の父親に、こんなことを言います。


自分はこんな見た目だから、人からバカにされたり、からかわれたり、変な人扱いされてきました。人はすぐ見た目で相手を値踏みしようとします。でも、奈穂子さんはそういうことはしません。


そのようなことを言い、そしてこうも言うのです。

「ぼくには障害はありませんが、欠点は山ほどあります」

奈穂子の父親は会社の社長で、やや傲慢なところがある人物で、この健太郎の言葉は、彼の心に響きませんでした。何をきれいごとを言ってるんだ・・・と。


でもね、

奈穂子には響いたんですよね(当然ですよね。いいこと言ってますし、声であのとき傘を差し出してくれた人だって、気がついてますから)。

後日、

母親は娘の気持ちを察し、父親には秘密にして奈穂子を連れて市役所に健太郎を訪ねます。

これがきっかけで、健太郎と奈穂子の昼休みデートが始まります。


「健太郎さんは、お昼はいつも何を食べてるんですか?」

「ぼくはいつも吉牛(よしぎゅう)とかです」

吉牛って何ですか?

「牛丼チェーン店です。安くて早くておいいしいんです」

「行ってみたいです。連れて行ってください」


   初吉野家の奈穂子と、
      紅しょうがを盛ってやる健太郎。


お昼休みにふたりで、吉野家や立ち食いそばなんか食べて、公園でちょっとおしゃべりして別れる。公園のそばでは、奈穂子の母親が車で待機している・・・という昼休みデートが何回かつづきます。

このときのふたりのピュアな恋愛がとてもいいんです!(*´ω`*)


 公園で健太郎を待っているときの奈穂子と母親。
 ずっと《箱入り》だった娘の、とても
 うれしそうな笑顔に自分も笑顔になる母親。


    これは休日デートの一場面。
    しあわせそうなふたり(*´ー`)


ですが、

これが奈穂子の父親に見つかり、


   「娘に2度と会うな!」と言われ、


ふたりは別れさせられてしまいます(lll ̄□ ̄)

奈穂子からも連絡は来ず、あきらめモードになってしまった健太郎だったのですが、

ある日の昼休みに、


 杖をついて、
  ひとりでどこかに向かっている奈穂子を見つけ、


声をかけずに後をつけてみると、奈穂子は吉野家に入っていき、健太郎に教えてもらったとおりに牛丼を注文するのですが、牛丼を食べながら奈穂子は嗚咽するのです(TдT)


それを見た健太郎は、職場に戻っても、もう何も手がつかず、そして突然・・・


  「うわーっ!」と叫んだかと思ったら、


「大事な用を思い出したので、早退させてください」

と上司に告げ、


  そのまま駆け出すのです\(◎o◎)/


と、ここまでが全体の4分の3で、

ここまでは最高にほほえましく、せつなく、胸が苦しくなる(とくに前述の吉野家のシーンが)、何の文句のつけようもない出来なのですが、

ラストの残り4分の1が、

これはいったい・・・(@_@;)

な、展開になるんです。

どんな展開になるのか、その展開が好きか嫌いかは、アナタが観て判断してください。そしてぼくに感想を聞かせてください(*´∀`*)


劇中では、健太郎がカエルを飼っていることが大きな意味を持っており、ラストの展開にも関係してくるのですが、

カエルで思い出すのは・・・


  『ど根性ガエル』のぴょん吉で、


『ど根性ガエル』のオープニングの歌では、

♪トノサマガエル アマガエル カエルにいろいろあるけれど
 この世で1匹 平面ガエルのぴょン吉様は♪

という一節がありますが、

じつは、平面ガエルはこの世でぴょン吉だけ・・・ではありません。


      ほら♪(●^o^●)


このカエルは、折り紙で作ったにせものでもなければ、車に踏み潰されたのでもありません。

アマゾン川などの南米の熱帯地域に生息し、決して陸にはあがらず、一生を川の中で過ごす体長約15センチほどのカエルです。

その名は・・・


《ピパピパ》

ペラペラではなく、ピパピパなんです(*´艸`*)