冬こそ雪山?それとも・・・2019年01月25日 12:06

本日の日替わり料理は、冬になってから週1ぐらいでやっている・・・


      おでん大根 120円


      おでん玉子 120円


大根と玉子をセットでご注文の方は200円になり、40円お得になります(^з^)-☆

それに、今日もこれ↓ありますので♪


    自家製カレーライス 600円


辛さは0辛から4辛まで選べまして、オススメは1辛か2辛です。

ライスの大盛りは+50円、特盛りは+100円でできますが、ルーの量はそのままになりますので、ルーも大盛り(ルー1.5倍)にしたい場合は+200円になります



本日の雑談は、サクサクマスターのぼくが映画をご紹介する『サクシネマ』です。

冬なので、冬らしい映画を観ようと思って観たのが・・・


        『エベレスト』


映画館では3Dでの迫力映像がウリだったみたいです。

これは1996年に起きた遭難事故の実話映画です。

1953年に初登頂がなされて以来、アルピニストがいつかは登ってみたいと願う世界最高峰の山、エベレスト(標高8,848m)。


ちょっと写真じゃ、その壮大さはわかりずらいかも。


山頂付近の気圧は地上の3分の1で酸素濃度が薄く、冷え込むと零下約30度まで低下し、時速320キロを超える暴風が吹くこともあるという過酷な場所。

というエベレストに関する簡略な説明をしたあとに、映画のあらすじですが、

ロブ・ホールという有名な登山家がいるんですけど、この人はエベレストの商業登山を最初に始めた人だそうです。

ツアーを企画して、それに参加する一般のお客さんを引き連れて、エベレストの山頂を目指すわけですが、1996年には、すでにその商業登山が活発になっていて、同じようなグループが何組もあるような状況なのです。

映画はロブ・ホール率いるグループや、その他のグループが、エベレストの山頂を目指すのですが、しかし・・・という、言ってしまえばけっこう単調なストーリーです。


登山者は高山病にならないためにも、登山者は1番下のベースキャンプ(といっても標高5,334mもあります)で1ヶ月間かけて体を慣らしながら入念な準備をしてから、山頂を目指して4日間の登山に臨みます。




第4キャンプ(標高8,000m)まで来たら、深夜に登頂を開始し、山頂を遅くてもPM2時までには下山しなくてはならない、というのがエベレストにおける鉄則みたいです。

酸素ボンベの量のこともありますし、暗くなるまでに、天候が悪化するまでに、また第4キャンプに戻ってこなければ、命に危険が及ぶからです。

だからね、第4キャンプから山頂登頂までは、時間との勝負なわけですよ。

ですが、商業登山に参加する人たちはプロのアルピニストではないので、体力やスキルがまちまちで、さっさと登れなかったりしますし、登山ルートもかぎられているので、ようは混み合って、足踏み状態になったりするんです。


 こんな場所もありますからねヽ(*´Д`*)ノ


だから、各グループで山頂トライアルの日程を調整すればいいのですが、エベレストの登山に最適な時期も限られていれば、天候的に最適なタイミングも限られていて、各グループの登山日がカブってしまうのが実状で、

しかも、お金の話をすると、各社、自分のお客さんたちをなんとか山頂登頂を成功させ、実績を積み上げたいのです。そうすると、自社へのツアーへの申し込みが増えますから。

それに、ツアーの費用は1人250万~850万円もするので、お客さんからしても、山頂に行かずして戻りたくありません。

こういう事情が、エベレスト登頂を難しく、そして危険にしていくことになります。

実際、現在のエベレスト登山の混雑状態はすさまじく、


       長蛇の列!(# ゚Д゚)


      人がうじゃうじゃ(ノ´Д`)


映画では、去年もチャレンジしたけど、そのときは山頂まで行けず、今回で最後のトライアルだから、なんとしてでも登らせて欲しい、というお客さんの気持ちに応えたばかりに、デッドラインのPM2時を過ぎてしまい、そしてロブ・ホールたちは遭難してしまうのです(>_<)


観ていて思ったのは、冬山はきれいだけど怖いし、当たり前だけど、寒そうだな~ということ。

布団にくるまってタブレットでこの映画を観ていたぼくは、遭難し、寒さに震える登山者を見ながら、

〈やっぱ冬は布団の中か、風呂の湯船の中だなぁ・・・〉

としみじみ思い、

山に行くなら、山頂付近まで一気にロープウェイで行ける筑波山にしとこうと、心に決めたのでした(^_^;)


      筑波山山頂からの眺望。