なすピーマン焼き2019年05月10日 11:43

本日の日替わり料理は・・・


    なすピーマン焼き 230円


しょうが醤油でどうぞ。シンプルでおいしいです(^^)



ここから下は『サクシネマ』のコーナーになります。

この映画を観るのは、これで4度目ぐらいでしょうか。観返すたびに、ますますこの映画のすごさを思い知らされます。


       『シックス・センス』


最初に観たのは映画館ででした。何の予備知識もなく、すごいらしい・・・という噂だけで、映画館に足を運んでみると、

本編上映前に、こんな↓お願いの言葉がスクリーンに映しだされました。


『お客様へお願い。この映画のストーリーには 《ある秘密》 があります。これから映画をご覧になるお客様は、その秘密をまだご覧になっていない方たちに決してお話にならないようにお願いします。ブルース・ウィリス』


監督からでも、映画会社からでもなく・・・


主演のブルース・ウィリスから直々のお願いって・・・


〈こりゃすごい秘密がありそうだぞ・・・〉

そう思いつつ観たのを覚えています。

ほとんどの皆さんも、この映画の 《ある秘密》 をもうご存知でしょうが、冒頭でそこに注意を引きつけられたものだから、

〈秘密って・・・秘密って・・・秘密っていったい・・・?〉

と、そこばかりに気持ちがいってしまい、この映画の本質を見逃してしまったのが初回で、

《ある秘密》 がわかってしまってからの2回目からの方が、この映画をより楽しめ、より感動して観れています。

この映画の本質は、人それぞれが抱えている悲しみと、それを思いやるやさしさにあるのだと思います。

小児精神科医のマルコム(ブルース・ウィリス)は10年前に治療したヴィンセントを治癒してやれなかった後悔の念を払拭できず、

マルコムの奥さんもまた、《その一件》 で悲しみつづけ、

9歳のコール少年(オスメントくん)は、冥福できずにこの世をさまよっている霊が見えてしまい、それらが自分に寄って来る恐怖と、そんな自分の苦しみを誰にも理解してもらえない悲しみを抱いており、

コール少年の母親も、息子が何か普通の子供と違うことで悩み、今は亡き自身の母親との心のすれ違いにわだかまりを持ちつづけていて、

その苦しみや悲しみが、ラストに向けて一気に解放されていくその《見せ方》が、それはもう珠玉で、

そして 《ある秘密》 が発覚したときの、あの驚愕・・・・ヽ(#゚Д゚)ノ

まだ観てない人は、早く観た方がいいですし、観たことがある人も、何度も観てください。

この映画は、ヒューマン映画であり、ミステリーであり、ホラーでありと、もうジャンルを越えた名作なので(^_-)-☆


ここからは余談ですが、

劇中で、コール少年は自分を治療しようとするマルコム医師に相談をし、またその逆に、医師にさまよえる霊についてを教えもします。


「何を悩んでいるんだい?」
「ぼく、将来、ずいぶん容姿が変わっちゃうみたいなんだ」


     「こんなふうに・・・」


「ふっ・・・。そんなの気にしなくていいんだ。
 人は誰だって変わっていくもんだから。
 私だって、ほらこんなふうに・・・」


 「どうだい? 変わっていくのが自然なんだ」


・・・なんていうやりとりは、劇中にはありません(*´∀`*)