カレーライス&カレーうどん2020年10月09日 13:38

当店のレギュラー・メニューに、


   辛さが選べる(0辛~5辛)
        自家製カレー 600


がありますが、このカレーを出汁でのばしてシコシコうどんを入れた・・・


   辛さが選べる(0辛~5辛)
        カレーうどん 650


を、本日から準レギュラーメニューとして始めます(人気が出ればレギュラーメニューになります)。

尚、しばらくは毎日必ずあるというわけではなく、


   お店の壁にこの黒板がでていたら・・・


のご提供となりますので、よろしくお願いしますm(_ _)m



ここからは『サクシネマ』です。

2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件。これに巻き込まれ、両足を失った男性の物語。それがこの映画です。


『ボストン ストロング
  ~ダメな僕だから英雄になれた~』(2017年)


元カノのエリンとくっついたり別れたりを繰り返しているジェフ(ジェイク・ギレンホール)。

エリンがボストンマラソンに参加するというので、ジェフはゴール付近で彼女の到着を待っていたのですが、どうなったかはご存知のとおりで・・・


爆発に巻き込まれたジェフは命こそ助かりますが・・・


命を優先した結果、家族の到着を待たずに彼の両足は膝上から切断されてしまいました(lll ̄□ ̄)

悲嘆に暮れる両親ですが、だれよりも懇親的にジェフを支えたのはエリンでした。


  病床でずっとジェフのそばにいるエリン。


意識を取り戻したジェフは、爆発前に犯人に違いない人物を目撃したことを告げます。そしてそのジェフの証言が決め手となって、犯人のひとりが逮捕されます

数週間後に退院したジェフは、世間の人々が自分に注目しているその事の大きさに驚かされます。


 退院するジェフを待ち受けていたのは、
   大勢の人々やたくさんのマスコミでした。


ジェフは自身の意向とは無関係に《Boston Strong》という、爆弾テロなどに負けないアメリカの不屈の象徴として英雄になっていたのです。


  ホッケーの開会式に招かれ、
     観客から拍手と喝采を浴びるジェフ。


息子が英雄視され、世間から賞賛を浴び、メディアでも取り上げられ、有名人も息子に会いに来たりと、ジェフの両親は満面の笑みを浮かべます。

ですが、ジェフはというと、何ひとつとして以前のように自分ひとりではできない生活に苛立ちます。仕事を辞めてジェフをサポートしてくれているエリンにまで当り散らすほどに。


両足義足のリハビリは、痛みと苛立ちの二重苦です。


息子が英雄扱いされていることに浮かれる両親に対する嫌悪感。

自分は英雄などではなく、たまたまテロの被害者になって両足を失くし、死ななかったからただ生きているだけなのに、世間が自分を英雄視していることへの違和感。

英雄・・・どころか、現実はエリンに八つ当たりし、リハビリにも前向きになれないなさけない自分への苛立ち。

ジェフは自暴自棄になります。

酒をあおり、バーで喧嘩をし、ジェフの子を妊娠したと告げるエリンに、

「ぼくには子育てなんか無理だ。できない。どうして避妊していなかったんだ・・・」

そんな心無い言葉まで投げつけます。

そして、エリンはジェフのもとから去って行きます(T_T)

ですが、ジェフは《ある人》に会い、その《ある人》によって立ち直ります。


      その《ある人》とはこの↑カルロスで、


彼こそが爆発現場でジェフを助けた人なのですが、このカルロスもまたジェフに助けられていたことを、カルロスはジェフに話します。

どうしてカルロスはジェフに助けられたのでしょう?

その理由を聞いたジェフは、心を強く持つきっかけを得るのです。そして、自分にとって1番大事な存在であり、生きつづける意味を再認識するのです。


     それはもちろんエリンです。


カルロスとの運命的なめぐりあわせを、ぜひ映画をご覧になってもらいたいのですが、

ぼくが1番好きなシーンはこれ↓です。


「かっこ悪いよな。男なのに、女性の君に寄りかかっているなんて」
「そんなこといいじゃない」
「良くないよ。ぼくは君にもぼくに寄りかかってもらいたいんだ」


お互いにたすけ合うのが良きパートナーの姿ですよね。それがこのシーンに集約されているように思いました(*´ー`)


  ジェフ役のジェイクと、ジェフ本人(右)


ジェフが最初はそうではなかったのに、次第に本物の《ボストンストロング》になれたように、

ぼくも《サクサクストロング》目指して日々精進したいと思います!

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