ポトフ(シャウエッセン入り)2020年10月31日 11:28

本日の日替わり料理は、和洋のものを用意してみました。

洋はこの2品で・・・


  ポトフ(シャウエッセン入り) 300円


    まいたけのチーズ焼き 280円


和はこの2品です。


     ほうれん草のおひたし 200円


   かぼちゃと小豆のいとこ煮 230円


今宵も、心より皆さまのご来店をお待ちしております(^^)



ここからは『サクシネマ』です。

ぼくはジャズが好きです。これはジャズトランペッターのチェット・ベイカーの自伝映画なのですが、チェット・ベイカーはぼくもよく聴いていたジャズマンだったので、興味深く映画を観ました。


  『ブルーに生まれついて』(2015年)


黒人じゃないと本物のジャズは演奏できないと言われていた時代に、白人なのに叙情的なトランペットでスターダムに昇りつめたチェット(イーサン・ホーク)でしたが、その栄光の裏には麻薬漬けという漆黒の闇が厳然と存在していました。

そのため、ロサンゼルスの刑務所にいたチェットでしたが、彼の自伝映画を撮りたいという映画監督の手助けにより釈放になるのですが・・・。


まあね、ご想像つくとおり、長い間麻薬を使用していた人間が、麻薬を完全に断てるのかというと、無理ではないでしょうが、とてつもなく困難で、チェットもやはり麻薬がらみのトラブルに翻弄されることになるのです。


 麻薬の支払いのツケを踏み倒したことで、
  売人からボコられて歯をボロボロにされてしまい・・・


口元の感覚が命のトランペッターにとってはそれは致命的なケガなのでした。

そのため、伝記映画の製作も中止になり、トランペッターとしての再起もほぼ絶望的になってしまいます。


そんなチェットを献身的に支えたのはジェーンでした。


若い頃から女たらしで麻薬漬けのチェットでしたが、ジェーンの愛情には真摯に応えようとします。

総入れ歯にした口でトランペットを練習し、麻薬を断ち、ジェーンから妊娠を告げられるとプロポーズをします。

そして・・・


     哀愁漂う音色を取り戻し・・・


アンニュイでメロウな歌声も自身の武器にして・・・


世間や音楽業界に完全復活をアピールすべくニューヨークに向かうのですが、極度の不安感にさいなまれ、精神的に追い込まれたチェットは・・・。

チェットの人生の光と影をご覧ください。

そして、

チェット・ベイカーの演奏や歌を聴いたことがない人は、この映画を観て震えてください。ぜひ、YouTubeで映像や音源を検索してみてください。

音楽はテクニック以前にエモーションが大事なのだと思い知らされますので(*´ー`)


  若かりし頃のチェット・ベイカー。
   ぼくもトランペット持って、
    こんな写真を撮ってみたいです(*´ω`*)


トランペット持ってないから・・・


  100均のコレでもいいかなぁ・・・。


「ダセえ。とてつもなくダセえ(-_-;)」(←アナタの声)