陸ハイ ― 2022年06月19日 14:46
当店でハイボールと言えば・・・
角ハイ 380円ですが、いま・・・
このCMでお馴染みの・・・
陸ハイ 380円もご提供中でーす(^o^)/
富士御殿場蒸留所で作られた、香り深い国産ウイスキーです。ちょっと飲んでみませんか♪
本日の日替わり料理としては・・・
にんじんとちくわの梅きんぴら 200円
新玉ねぎめかぶ納豆 250円
あぶら揚げのハムチーズはさみ焼き 250円
あと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・
焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
今回ご紹介するこの映画はジュディの自伝映画ですが、人生の難しさを大いに考えさせられました。
『ジュディ 虹の彼方に』(2019年)
ジュディ・ガーランドは『オズの魔法使い』のドロシー役で、わずか17歳で大スターになります。
『オズの魔法使い』のときのジュディ。
まだ心が大人になる前にショービジネス界のど真ん中に放り込まれた少女は、お金や名声と引き換えに自分本来の姿を見失います。
食べたい盛りなのに摂食を強いられ、眠れなくなっては睡眠薬を常用し、その後の結婚生活もうまくいかず、酒に溺れ、自殺未遂もし、たくさんあったはずの財産もなくなり、17歳でキャリアのピークに立ってから30年後には、精神的にボロボロになっていました。
ですが、子供たちとの生活を守るために、ロンドンでのナイトクラブを回るツアーを決行するのですが、それも波乱万丈なものになり・・・。
ラストシーンのステージでは涙なみだですので、ぜひご覧になって欲しいのですが、
特筆すべきは本作でアカデミー主演女優賞を獲得したジュディ役のレネー・ゼルウィガーの演技と・・・
そのそっくりさです。
このレネーと同じとは思えないほど、映画ではジュディに似せていました。
劇中で心に響いたシーンがあります。毎回ジュディのステージを観に来ているゲイのカップルがいて、そのふたりにジュディが感謝の言葉を言うシーンがあります。
「ステージからあなたたちの姿が見えると安心するの。あそこに私の味方がいるって思えるの」
この言葉は、なんとか19年間いまの店をつづけているぼくも同感で、お店にお馴染さんがいると、すごく安心するんです。絶対的な味方の存在って、心強いし、ありがたいものです。
芸能界で成功したのが良かったのか悪かったのかはなんともいえませんが、ジュディ・ガーランドはもっと人間らしい生き方ができた人だったのかもなぁと、この映画を観て思いました。
3日後の6月22日はジュディの命日です(享年47歳)。死因は睡眠薬の過剰摂取でした。ぼくが生まれた1969年に天国へと旅立ったジュディ・・・。つまり、ぼくの年齢=ジュディの天国での滞在年数、になります。彼女のご冥福を祈りつつ、今回はこの映画を紹介させてもらいました。