もやしとカニカマのピリ辛和え ― 2022年06月26日 11:57
本日の日替わり料理は・・・
もやしとカニカマのピリ辛和え 220円
こんにゃくのピリ辛白だしソテー 220円
塩昆布キャベツ 150円
あと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・
焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
特殊なシチュエーションだけど、これはまごうことなく親子の愛の物語です。
『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)
あらすじは、普段は人間の姿をしている狼男に恋をした主人公の花が、その彼の子を産み、彼が亡きあとも、女手ひとつでふたりの姉弟(姉の名が雪で、弟の名が雨です)を育てていく・・・というお話です。
子供たちは普段は人間の姿をしていますが、気を抜いたり、興奮したりすると、オオカミの姿になってしまいます。
こんなふうに(けんかをする姉弟)。
それが世間にバレたらおしまいなので、花は都会からど田舎の古びた一軒家に移り住み、そこで3人だけのひっそりとした、質素な暮らしを始めます。
そこでの、なんてことのない3人の日常の風景が美しいんです。
3人で畑に苗を植えたり、
田舎道を自転車で走ったり、
冬の雪景色や、つららに感激したり、
子を持つ親なら誰しもが経験したことのある、子供との身近な出来事の、些細だけれでも、思い返せば、何物にも変えがたい宝物のような思い出の数々・・・。
それを思いださせてくれる映画なんです(*´ー`)
人間の世界で生きていきたい姉の雪。オオカミとして自然界で生きていくことを望む弟の雨。親としてそれに懊悩する花・・・。
オオカミの血が混ざってるとか何ちゃらは関係なく、それらは人間の親子の普遍的な思いであり、愛であり、人生の選択なんです。
しあわせのかたちは人それぞれです。親はなるべく苦労と心配の少ない人生を・・・と子供に望みがちで、そうなるべく子供を導こうとしますが、結局は自我を持ち出した子供の意見・気持ちを理解してやれるかどうかが、子供のしあわせのためなのだと思い知らされます。
子供の巣立ち、旅立ちは、親にとっては避けて通れない道で、それは悲しくもあり、うれしく、誇らしくもありますし、そう思えなければいけないのでしょう。
これは、そんなことをいろいろと考えさせてくれるいい映画なんです。
前回この映画を観たときには、ぼくの子供たちもまだ学生でいっしょに住んでいたのですが、いまはふたりとも家を出てひとり暮らしをしています。ですので、今回この映画を再鑑賞してみたら、子供たちがそれぞれの道に進んでいくときの花の寂しさと誇らしさが、我がことのように実感できて、ボロボロ泣けてしまいました(TдT)
ただ・・・
前回観たときも思ったのですが、この映画はアニメだからいいのであって、実写ではちょっと難しいでしょう。だって花が恋した・・・
無口なこの青年は、
交際し始めてすぐに、本当の自分の姿を見てもらいたいとばかりに、花の目の前で・・・
狼男の姿になって見せるんですけど、
そのとき花は驚きはしますが、叫ぶでもなくそれを受け入れます。
普通、ムリでしょ。叫ばずにいれますか?
だって、実写だと・・・
こういうことですよヽ(#゚Д゚)ノ
しかも、ファースト・キスは、ありのままのぼくを受け入れて欲しいんだとばかりに・・・
狼の姿のままで(@_@;)
そこ、人間の姿に戻ってくれても良くない?って思いますよね。
だけれども、
そんないろいろを考慮しても、このアニメは素晴らしく、とってもジーンとしてしまうのでオススメなんです(*´ー`)