えのきのだし醤油漬け ― 2022年10月01日 11:14
本日の日替わり料理は、ひとつの素材で作った料理を3品ほどで・・・
えのきのだし醤油漬け 200円
もやしの白だし炒め 220円
長いものバター醬油焼き 300円
今宵も楽しく営業できますように・・・(*´ー`)
ここからは『サクシネマ』です。
雰囲気のいい映画です。主演の麻生久美子さんの声や、その空気感がぼくは大好きなんですよね(*´ω`*)
『おと・な・り』(2009年)
壁の薄い、生活音や声がだだもれのアパートで暮らす30代同士の男女のお隣さん。
聡(岡田准一さん)はカメラマンで、
七緒(麻生久美子さん)は花屋の店員です。
ふたりはお隣さんでありながら、生活スタイルが違うせいか、いままで一度も顔を合わせたことがないのですが、
壁越しに聞こえてくる生活音で、おたがいの声や、鼻歌は毎日聞いているという不思議な間柄です。だからタイトルが『おと・な・り』なのです。
おたがいの生活音がうるさいとかではなく(うるさいと思い、音で反抗するときもありますが)、どこか心に隙間を抱えているシングルなふたりは、お隣さんの音に孤独さがまぎらわされるというか、心地よさを感じていたりします。
聡は親友のファッションモデルの写真ばかりではなく、大好きな風景写真を撮って勝負したいという夢の実現になかなか踏み出せないでおり、七緒はフラワーデザイナーの試験に合格してフランス留学を決めていました。
お隣さんでありながら、交わることのない関係であったふたりが、ふとしたことから共通の接点に気づき、そして心も寄せ合うようになる・・・というのが、おおまかなあらすじなのですが、劇中でこんな一幕があります。
七緒の働く花屋にひとりの男性客が来て、花束を依頼します。
「贈るご相手は女性ですか?」
「はい」
「その方の好きな色とかわかりますか?」
「わからないです。アナタは何色が好きですか?」
「私ですか? 私は黄色系が好きですけど」
「じゃあ、それで作ってください」
「わかりました。でも、私の好きな色でだいじょうぶですか?」
「じつは、その人とはほとんどしゃべったこともなくて、そんな人から花束を贈られるのは気持ち悪がられますかね?」
「あ・・・、でも、花束を贈られて嫌がる女性は少ないと思いますよ」
この展開、もうおわかりでしょうが、このあとできあがった花束を渡された男性は、それをそのまま七緒に渡し、
「この花束、受け取ってください」
花束を贈られて嫌がる女性は少ないとか自分で言った手前、断れないですよね。おお、おぬし、やるな、って感じでした(^-^)
男性は七緒がよく行くコンビニの店員だったのですが、このあと七緒とこの男性の恋の展開はというと・・・
ちょっと、思いもよらなかった展開になるので、ぜひ映画をご覧ください(●^o^●)
ちなみにこの画像・・・
不自然な右腕。バレバレな花束(*´艸`*)
右の女性も花束渡すのバレてて半笑いだけど、うれしそうですよね(*´ー`)