ブロッコリーのミモザサラダ2024年01月21日 11:39




本日の日替わり料理は・・・


ブロッコリーのミモザサラダ 280円


厚揚げ焼き大根おろしのせ 250円


ニラ納豆ユッケ風 330円


きゅうりの浅漬けサクサク風 230円


塩焼きそば 550円


舞茸とエリンギのカリカリチーズ焼き 280円


上:汁なし担々麵 500円
下: 〃 肉のせ 780円


それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・


焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆



ここからは『サクシネマ』です。

1962年のキューバ危機については、ドキュメントや映画で観て、そのあとネットでも調べたのでひととおり知っていました。ですが、あるふたりのスパイが核戦争への危機を未然に救う一端を担っていたことは、この映画を観るまで知りませんでした。


『クーリエ:最高機密の運び屋』(2020年)


《世界の運命は、一人のセールスマンに託された。》

スパイじゃなくてセールスマン? どういうことかというと・・・


ソ連軍参謀本部情総局の大佐であるペンコフスキーは、当時のソ連の最高指導者であったフルシチョフが、アメリカとの核戦争をやる気まんまんのヤバいやつだと確信し、世界の平和のためにアメリカに「核戦争勃発阻止の手助けをしたい」と申し出ます。


で、ソ連の情報を受け取る役目はプロのスパイよりも、ソ連に頻繁に出入りしていてもおかしくないセースルマンがいいということになり、工業製品のセールスマンだったウィンに白羽の矢が立ったのです。


ペンコフスキー(左)とウィン。


もしものときには家族の面倒は政府がみる・・・と言われても、ソ連にスパイ活動がバレれば「どうもすみませんでした」ではすまないわけで、ウィンは最初は断ったのですが、ペンコフスキーがわざわざ自宅を訪ねて来て説得されたのと、ウィンはペンコフスキーの人柄が気に入ったのと信頼に足る人物だと思い、政府の依頼を受けます。核戦争阻止は、世界平和のためであり、極論、家族のためでもあるからです。


ペンコフスキーは数多くの軍事機密文書をウィンに渡します。


ふたりの間にはたしかな友情が芽生えます。


アメリカ政府は、ある程度事が済んだところでペンコフスキーの家族の亡命を受け入れる約束をしていましたが、ペンコフスキーとウィンがKGBに疑われ出し・・・。


アメリカ政府は、ペンコフスキーはKGBにバレたようだから君の役目は終わりだ、もうソ連には行かなくていい、とウィンに言うのですが、ウィンは、

「彼の亡命を手助けに行く! 彼がぼくの立場だったら、きっとそうするはずだ」

と、危険だらけのソ連に行くのですが・・・。


ここからはドキドキハラハラの連続と、ふたりの友情に胸アツになりつつも、事実の冷酷さを目の当たりにし、そして・・・。


ふたりの活躍のおかげでキューバ危機を察知・回避することができたのです。ふたりがどうなったのかは、映画を観るか、ネットで調べてください。


世界の平和のために、核戦争阻止のために、ペンコフスキーは命を賭けた行動をしたのに、ロシアではペンコフスキーは反逆者として国民に定着しているようです。ペンコフスキーが情報をリークしていなければ、キューバ危機は危機だけでは終わらずに核戦争に至っていたかもしれないのに、反逆者扱いなんて・・・( ̄□ ̄;)


ぜひこの映画を観て、ペンコフスキー氏を悼んであげてください。


実際のペンコフスキー氏(右)。

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