卒業ソング ― 2016年03月12日 15:39
本日の黒板メニューも好評シリーズをやります。

べにマヨ玉子焼き 200円

菜の花とハムのからしマヨネーズ和え 250円

新玉ねぎとトマトのフレッシュサラダ 280円
その他、あれこれ用意してますので(^o^)/
ここからは、まったくの私事ですが、
今日高校生の息子の卒業式がありました。
仕込みの量と時間を調整して出席してきたのですが、もっとも印象的だったのは《卒業生退場》の際に、レッドカーペットの上を退場して行く卒業生たちの晴れやかな表情でした。
涙ぐんでいる生徒は思ったよりも少なく、大部分は希望なのか、期待なのか、達成感なのか、それぞれの心中はわかりませんが、とにかくいい笑顔で退場していく生徒が多く、もう人生の折り返し地点をとっくに過ぎたおっさんの目には、その笑顔がまぶしいぐらいのすがすがしさに映りました。
〈(高校の卒業式のとき)自分もあんないい表情してたのかなぁ?〉
ふと思いましたが、まったく思い出せませんでした。おっさんの脳に入れられる記憶容量は決まっていて、とっくに満量となっているいまは、新しい何かを記憶するためには、古い何かを捨てなければならず、かけ流しの温泉の湯船のように、ちょろちょろと、日々何かの記憶を排水しているからです。
卒業式でもっとも感動がこみあげる瞬間、それはやはり卒業生が卒業ソングをうたうときですよね。
息子の高校では、かの有名な卒業ソング『旅立ちの日に』をうたいました。
♪白い光の中に 山なみは萌えて
遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ♪
おなじみの冒頭の部分ですね。そしてサビの・・・
♪勇気を翼にこめて 希望の風にのり
この広い大空に 夢をたくして♪
おっさんになるとね、自分の翼がどれぐらいの距離を飛べるのかがわかってしまってるし、風も、希望以外のいろんなせちがらい風ばかりが吹いているのですが(笑)、
若き鳥たちには、大いに羽ばたいてもらいたいです。ぼくも希望の風にのって九州から上京してきましたし、そのときの不安と期待が入り交じった気持ちは、まだ排水されずに覚えています。
そしてこのうたの大サビの・・・
♪いま別れのとき 飛び立とう未来信じて
この広い この広い 大空に♪
〈いま別れのとき〉というフレーズにグッときます(TдT)
春は出会いと別れの季節です。仲良くなったお客さんも、毎年誰かがこの時季に遠くへ引っ越してしまいます。そして逆に、越してきたお客さんと新しく出会うのも、また春なのです。
長くなりました。すみません。
出会いと別れは表裏一体で、離すことはできません。なので、いつかは別れの日が来ることを肝に銘じて、つねに一期一会の心持ちで接客していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
ってことで、若鳥たちがうたう卒業ソングを聴いたせいで、いつになくセンチメンタルになったサクサクマスターでした(*´ω`*)