モーツアルトを偲んで2016年12月05日 14:28

今日の特選料理を、さささっと紹介します。


  春菊とほうれん草のゴマ和え 200円 


  きのこと野菜の玉子スープ
       (春雨入り、塩味) 350円


えっと、じつは、

今日12月5日は、かの偉大なる作曲家モーツァルトの命日です。

5歳で作曲を始め、35歳という若さで散ったモーツァルト。

まごうかたなく天才ですが、天才 ≒ 変人 なことはよくあることで、モーツァルトもそれは否めなかったみたいです。

なぜなら、

モーツァルトが18歳のときに作曲したK231のカノンのタイトルは・・・


『ぼくのお尻をなめて』


こんなタイトル、コメディーソングでしか聞いたことないですよね(^_^;)

さらに、このあとに作られたK233のカノンのタイトルは・・・


『ぼくのお尻をなめて しっかりきれいに、このうえなく清潔にして』


お尻へのこだわりハンパなさすぎ・・・(=_=;)

モーツァルト、晩年はギャンブルにはまってしまい借金苦だったそうですが、

せっかく天才呼ばわりされているときに、こんなタイトルの曲を作るなんて、ある意味生来のギャンブラーだったんだなと思ってしまいます(#´Д`#)


最後にモーツァルトを偲んで、真面目な話をちょっとだけ。

映画『ショーシャンクの空に』で、モーツァルト作曲の歌劇『フィガロの結婚』の一部が流れるシーンがあるのですが、ここがすごくいいんです。

そのシーンをかいつまんで説明すると、

冤罪で投獄された銀行員のアンディが、放送室に鍵をかけ、看守の制止を無視して、ボリュームいっぱいに、刑務所全体に曲を響き渡らせるのですが、

運動場にいた大勢の(野蛮な風体の)囚人たちが、不意に流れ出した大音量の『フィガロの結婚』のアリアに、皆ぴたりと動きをとめ、スピーカーを見上げたまま立ち尽くす・・・というシーンなのです。


      そのシーンです(^^)


獄中でアンディの親友となったレッドは、この光景をこう表現しています。


俺はこれが何の歌か知らない
知らない方がいいことだってある
よほど美しい内容の歌なんだろう・・・心が震えるぐらいの
この豊かな歌声が我々の頭上に優しく響き渡った
美しい鳥が訪れて塀を消すかのようだった
短い間だが皆が自由な気分を味わった


モーツァルトの作る曲のすごさが凝縮された1シーンでした(*´ー`)

そして、思うのは・・・

このときの曲が前述のお尻の曲じゃなくて良かったなぁ・・・って(*´艸`*)