う~ん、ロマンチック~(^з^)-☆2018年08月05日 11:48

本日の日替わり料理は、ダシの効いた・・・


  なめことしめじのお味噌汁 小200円
               中250円


あと、もう1品。


    冷製ラタトゥイユ 250円


※ラタトゥイユフランス南部プロヴァンス地方ニースの野菜煮込み料理。



ここからは『サクシネマ』のコーナーです(^o^)

1990年に一大ブームとなった映画があります。それがこの・・・


  『ゴースト ニューヨークの幻』です。


ぼくは当時この映画を1回観ただけで、そのときは正直あまりグッとこなかったんですけど、28年たったいま再鑑賞してみて初めて、この映画の良さがわかりました。

何がいいかっていうとね、とにかくロマンチックなんです。めちゃくちゃロマンチック!(*´ω`*)

ストーリーは説明するまでもないですけど、いちおうざっとご説明すると、

銀行員のサム(パトリック・スウェイジ)と陶芸家のモリー(デミ・ムーア)は恋人同士で、同棲を始めたばかりだというのに、暴漢に襲われサムは死んでしまいます。

自身のあまりにも急な死を受け入れられないサムは、魂だけがこの世に残り、《ゴースト》となってモリーを命の危険から守ろうとする・・・というのが大すじで、ストーリー自体は特筆すべきものはありません。

ですが、

モリーを想う、サムの愛がステキなんです!

サムにはモリーが見えるし、その声も聞けるのに、モリーにはサムが見えないし、その声も聞こえない。そのもどかしさ!ヽ(*´Д`*)ノ

生前、サムはモリーから、

「愛してる。本当に愛してる。あなたは?」

そう聞かれても、答えはいつも、

「同じさ」

で、モリーはサムがちゃんと《愛してる》と口にしてくれないことを不満に思っていました。サムは、

「そんなこと言わなくてもわかっているだろ。それを口にしたら、なんだかそのへんによくあるもののように思えていやなんだ」

そのようなことを言うのですが、モリーに言わせてもらえば、

「はっきりと口にだして言ってもらわないと、伝わらないこともあるのよ」

なのでした。ですが、結局、サムはモリーにはっきりと《I love you.(愛してるよ)》と言うことなく、死んでしまった・・・というのが、この映画のロマンチックポイントで、

サムは、もう一度モリーに触れたい、そしてきちんと愛してると言いたい、そう思ってモリーを見守っているのですが、当然モリーはゴーストとなったサムがそばにいることには気がつきませんし、そのサムの願いを叶える術(すべ)もありません。

ですが、

いろいろあって、

最後の最後に、

サムの命を奪い、モリーの命をも狙っていた悪党が死んだことで安心したサムが、天からのまばゆい光に包まれると、サムの姿がモリーに見えるようになるのです!


   モリーに「愛してるよ」と言うサム。


  そして、キスするように重なり合います。


このあとサムは、天国へと旅立っていきます。そのサムを見送りながら・・・


 "See you."(いつか)とつぶやく・・・


デミ・ムーアの可愛らしさと、せつなさに、いい歳のオッサンのぼくはグググッときてしまい、気がつくと、↑のモリーのように、瞳がウエッティになってしまっていました(T_T)


余談ですが、

公開当時は、↓この陶芸シーンが話題になりました。


   「どうやってやるんだい?」
   「粘土を指ですべらすように・・・」


とかレクチャーしているのは最初だけで・・・


  ろくろも粘土もそっちのけで
   粘土まみれの指をからめ、耳にキスし、


  あ~あ、結局、こうなっちゃった(-_-;)
  

だれも触れてないなか、ひとりでくるくる回るろくろの粘土が寂しげに見えるのはぼくだけじゃないはず(笑)

そもそも、陶芸を教えて欲しいんなら、教える立場の人が背後に立つのが普通だし、こんなふうに、


    二人羽織みたいに


密着してるのは、真の陶芸家の人から見たら、

「芸術をナメてるのか! けしからん!」

という映像だと思うのですが、まあ、これは相思相愛の若いカップルのイチャイチャですので、大目に見てあげてください(*´∀`*)



で、ここから下は映画で使われていた簡単な英語のお話なのですが、

前述したモリーがサムに、

"I love you.I really love you."(愛してる。本当に愛してるわ)

で、サムは「同じさ」とひとことなのですが、そのセリフがこれ↓なんです。

"Ditto"(同じだよ)

この《ditto》とは、《me too》の意味だそうです。

相手と同じ気持ちなことを伝えるなら、《me too》でもいいですし、簡単に、

"Same."(同じさ)や、

"So do I. "や、"So am I."(ぼくも同じだよ)。または、

"I'm with you."(君と同じだよ)

"I feel the same (way)."(同じ気持ちだよ)

など、いろいろ表現の仕方はあります。


ぼくが、この映画のなかで一番グッときたセリフはというと、自分が見えていないモリーを見つめながら、サムがしぼりだすように言うこのひとことです。

"I'll do anything if I could just touch you once again."
(もう一度君に触れられるなら、ぼくは何だってやるよ)

さあ、

このロマンチックなセリフをアレンジして、こう言ってみるのはどうですか?

"I'll do anything if I could just eat Sakusakugyouza once again."
(もう一度サクサクギョーザを食べられるなら、ぼくは何だってやるよ)

「ロマンチック感ゼロだわっ!ヽ(#`Д´#)ノ」(←アナタのすかさずなツッコミ)

アハハハ。すみませーん(*´艸`*)

サクサクギョーザを食べるのには、《I'll do anything》じゃなくても、280円ですぐに食べられますので~(^_-)-☆


     サクサクギョーザ 280円