クリームシチュー ― 2018年12月23日 15:12
今日の日替わり料理は、餃子屋なのに、こんなのもやりますよ・・・
クリームシチュー 350円
平成が終わろうとしているということで、平成を振り返る内容の書籍や番組などが多数見受けられますが・・・
こんなタイトルの小説も話題です。
平成の前の昭和はというと、昭和64年(1984年)の1月7日に終わりを告げ、1月8日から平成になりました。つまりは昭和64年はたった7日間しかなかったわけです。
そのたった7日間しかなかった昭和64に起こった未解決の誘拐殺人事件(通称『ロクヨン事件』)を巡る物語の映画が・・・
『64 前編/後編』
昭和64年に発生した少女誘拐事件は身代金の2000万円を犯人に奪われたうえに、誘拐された少女も殺されてしまい、結局犯人は捕まらないまま14年がたち、時効まで残り1年に迫った平成14年に、『ロクヨン事件』を模したような、身代金2000万円の誘拐事件が起こります。
果たして、犯人は同一犯なのか・・・。
『ロクヨン事件』の発生当時に事件を担当していた刑事の三上(佐藤浩市)は、14年後の今回の事件では刑事ではなく、警務部の広報官になっており、その仕事はマスコミの記者対応が主なのですが、前回の誘拐事件を最悪の結果に終わらせてしまった自責の念や、このふたつの事件に疑念を抱き、独自で事件を捜査していくのですが・・・。
この映画で主役の佐藤浩市さんが、その年の日本アカデミー最優秀主演男優賞を受賞します。佐藤浩市さんの演技ももちろん良かったのですが、ぼく的には、
『ロクヨン事件』の被害者の父親役の永瀬正敏さんと、
その14年後に娘を誘拐される緒形直人さんの演技が、
この映画のシリアスさや悲哀を色濃くしていたと思います。
いろいろな人の思いが、ラストシーンに向かって集結していき、そしてラストには、あああああ!ってなります。
で、
そのたった7日間しかなかった昭和64のトピックスといえば・・・
体操の内村航平さんが誕生。
アサヒビールタワーが完成。
ミュージック・シーンでは・・・
Mr.Children結成。
どうですか?
もしも、昭和64年が年末まで存在していたら、とんでもないエポックな年になったような気がしてきません?(*´ー`)
そんな特別な年だった昭和64年を想像しつつ、終わりを告げようとしている平成を惜しみつつ、映画『64』をご覧になってはいかがでしょうか♪(*´∀`*)