続、年内の営業のお知らせ2018年12月28日 12:09

最初に年内の営業のお知らせをします。

年内は30日(日)まで営業します。年明けの営業は、後日にまた追ってお知らせしますので、このHP&ブログを覗いてみてくださいm(_ _)m


そして、今日の日替わり料理としましては・・・


   きのこ入りたぬき奴鍋 350円


      おでん大根 120円


      おでん玉子 120円


大根と玉子をセットでご注文の方は200円になり、40円お得になります(^з^)-☆


    あんかけ焼きそば 600円


     焼きラーメン 550円


などなどで~す(*´∀`*)



で、

ここからはおすすめドラマのご紹介なんですけど、

2005年に放送していたドラマで、


        『あいくるしい』


というのがあり一気見したのですが、これはちょっと《めっけもの》な良作でした。

伊豆の田舎町に暮らす真柴家の家族の愛の物語なんですけど、脚本はあの野島伸司さんなので、けっこう泣き所が満載なのです。

主人公は幌(神木隆之介)という11歳の少年で、この子の目を通して物語は進んでいきます。

母親の由美(原田美枝子)は難病に侵されていて、物語の序盤で亡くなってしまいます。自分の傍らですやすやと眠る7歳の娘の寝顔を見ながら、

「あいくるしい・・・」

とつぶやき、そのまま眠るように息をひきとってしまうのです。

妻がいなくなり、生きる気力を失ってしまう夫の徹生(竹中直人)。

母親が急逝し、高校生ながらも実質自分が真柴家の母親代わりとなった、しっかりも者だけれども、本当はかよわい心根の長女みちる(綾瀬はるか)。

熱血で、まっすぐにしか物事を見れない正義感の強い長男の豪(市原隼人)。

その他に、前述した7歳の唄に、人生の大事を深みのある言葉でみんなに伝えてくれるおじいちゃんの明示(杉浦直樹)がいて、

家族の中心だった愛する人がいなくなってしまったあとの、家族の再生、絆、成長がドラマでは描かれています。


幌は心のやさしい少年で、幌が友達や家族に見せるそのやさしさは、見せかけではない、持って生まれた正真正銘のやさしさだと誰もが思うに違いないほどなのですが、

本人はというと、

生まれてから一度も涙を流したことがなく(おばあちゃんや、母親の由美が死んだときにすらです)、そのせいで自分は心のつめたい人間なのだろうかと悩んでいます。

そのことをおじいちゃんの明示に相談すると、明示はこう言うのです。

「幌はやさしい子だ。おじいちゃんが保証するよ」

「だって・・・(ぼくは涙を流したことがないんだよ)」

「心にある幹が太いんだ」

「心に木が伸びてるの?」

「そうさ。人間は誰もが心に木を持ってるんだ。人はね、幌。悲しいことがあると、瞬間その木が折れてしまうものなんだ。そうすることで、木が悲鳴をあげるように涙をこぼす。人は心の木が折れると何も考えられなくなる。だけど幌の幹は太くて強いから、簡単には折れない。だからそんなときでも考えられる。思いやることができる。支えてあげられる。幌が誰よりも強くてやさしい証が、そこにある


これを聞いて幌少年は、自分が涙を流せないのは心がつめたいからではなく、世の中のたくさんの人を励まし、支えてあげるために、神様が自分の心の幹を太くしたんだなと思い、それならばできるだけ多くの人を助けてあげたいと思うに至ります。

そして、こうも思うのです。

〈ぼくもいつかポロポロと涙を流すときがくるかもしれません。大きなぼくの心の木が役目を終えて折れてしまう。世界のすべての人を救い出したあとには・・・〉

どうです。いい話ではないですか(*´ー`)

いつか、

自分も《おじいちゃん》になったときに、孫にこんないい言葉を与えてあげられるだろうか、そういうおじいちゃんにならなければなぁ・・・と思い、心にじんわりとした何かが溢れる想いになりました。


最初から最後まで、随所で泣かされてしまうこのドラマですが、真柴家の長女役の綾瀬はるかちゃんや、長男役の市原隼人さん以外にも、


    小栗旬さんや、


  本郷奏多くんなど(隣は神木隆之介くん)、


 大人になった本郷奏多くんと神木隆之介くん。


     沢尻エリカちゃん。


いまやビッグになった俳優さんたちが多数登場しています。

見てもらえばわかるのですが、いまの演技力にはまだ及ばない若かりし頃の俳優さんたちのなかで、神木隆之介くんはもうすでに圧倒的な演技力を見せています。


最後にひとつだけネタバレになってしまうエピソードを。

入院先の病院から、母親の病気がもはや治療の余地がないことを聞いた豪が、その熱血漢で、

「俺が絶対に母さんを救ってみせる! こんな田舎の病院じゃなくて、東京の大きな病院なら母さんの病気を治せる医者がいるはずだ」

と、東京に行き、いくつもの有名な大病院を訪ね歩くのですが、どの医者も、首を横に振るばかりで、最後の病院の医者からは、

「もし日本でそれを治せる人がいるとしたら、あの人だけだろう・・・」

と言われ、その医者の名前を聞いた豪は落胆して伊豆に戻ります。その医者こそ、母親の主治医だったからです(lll ̄□ ̄)


あいくるしい・・・。

狂おしいほどに愛しいから、あいくるしい・・・。

こんなあいくるしいエピソードが満載ですので、ぜひDVD借りてご覧になってください(*´ω`*)