半熟味玉2018年05月09日 13:52

本日の日替わり料理は、数日間かけてダシを吸わせた・・・



      半熟味玉 150円


それと、今日は寒いので・・・


  きのこと野菜の玉子スープ
       (春雨入り、塩味) 350円



映画の話なのですが、

タイトルが気になってその映画を観ることって、けっこうあると思うんですけど、まさにそれで観たのが・・・


   『死ぬまでにしたい10のこと』


アン(サラ・ポーリー)は、23歳にして2人の娘の母親です。住まいは母親の家の裏庭にあるトレーラーハウスで、失業中の夫とまだ幼い娘たちと貧しく忙しい毎日を過ごしていました。


ある日突然、彼女は激しい腹痛に襲われて病院に運ばれます。その際の検査の結果で、医師から余命2ヶ月の宣告を受けます。癌でした。若さのせいで進行が早く、すでに全身に転移してしまっていて、もう手の施しようがないと言うのです(lll ̄□ ̄)


アンはこのことを誰にも打ち明けないと心に決め、人生の最後の2ヶ月で自分がしたいことは何かをノートに書き出します。それは10個あり・・・


1.娘たちに毎日「愛している」と言う
2.娘たちの気に入る新しいママを見つける
3.娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する
4.家族とビーチに行く
5.好きなだけお酒と煙草を楽しむ
6.思っていることを話す
7.夫以外の男性と付き合ってみる
8.誰かが私と恋に落ちるように誘惑する
9.刑務所にいるパパに会いに行く
10.爪とヘアスタイルを変える


この10個なのでした。

7番目と8番目に関しては、人生の最後の貴重な時間をそれに費やすかな??と疑問に思うし、この映画のネットでの評判が悪いのもここにあります。

ですが、アンは17歳のときに恋した相手とあっという間に夫婦になり親になったので、まあ、

〈いまの夫以外と恋をしていたらどんなんだったんだろう・・・〉

という、普通の人より少ない青春のページを、最後に数ページだけ増やしたいと思ったのかもしれません。共感はできませんが、まったくわからないというわけでもありません(*´ー`)

そして、実際にアンは夫以外の人と恋をし、愛し合います(↑の画像左上)。

夫が気に入るかどうかは考慮せずに、自分の代わりにママになってくれそうな女性を家に食事に招きます。

こういうアンの行動は、いくら余命いくばくもないとはいえ、ちょっと身勝手な気もします。しかもアンの夫は、家族想いで善良なナイスガイなんですよ(#゚Д゚)

ですが、

23歳という若さで余命2ヶ月だと言われたら、身勝手で、非常識、不倫理な行動を取りたくなっても、おかしくはないのかなぁ・・・って。

興味ある方はご覧になってください。号泣を誘うようなつくりになってはおらず、ちょっと予想外な展開だと思いますので(*´ー`)


最後に劇中で出て来た英語をひとつだけ紹介します。

朝、ばたばたしているなか、アンが夫にこう言います。

"I gotta get to work."(仕事に行かないと)

この英語文を見て、あれ?って思いません?

《go》じゃなくて《get》なの?って。 

もちろん《go》でもいいんです。ですが、《get to work》には《仕事を始める》とか《仕事にとりかかる》という意味合いがあるんです。

だから、

休憩後に、「さあ仕事すっか!」みたいなときには、

"Let's get to work!"

と言えばOKです。もちろん、

"Let's start work!"

でもいいんですけどね。でも、始めることを言いたいときに、《start》ではなく《get》で表現すると、なんかネイティブ感でません?(*´艸`*)


ちなみに、学園物の洋画で、先生が授業の準備ができていない生徒たちにそれを促すときに言う定番のセリフは、

"Let's get started!"(さあ、始めるよ!)や、

"Why don't we get started?"(始めよう!)です。

ああ、

英語がペラペラになる道具をドラえもんがくれないかなぁ・・・(*´ー`)


 英語版のドラえもんとのび太の
       最初の出会いのシーン


ドラ 「君は年寄りになるまで不幸のまま死んじゃうんだ
のび 「何だって!!」

ドラえもん、まあまあショッキングで失礼なことを言っているのに、表情がまるで世間話でもするかのように涼しげですね(ノ´Д`)