ツナレタスサラダ2019年08月25日 14:37

本日の日替わり料理は・・・


     ツナレタスサラダ 250円


ツナとレタスが好きな人が注文してください・・・って当たり前ですね(笑)



突然ですが、

自身のいままでを振り返ってみて、

〈ああ、あのときのあの場面に戻れたら、いま、こんなふうにはなっていなかったのに・・・〉

なんて思うこと、誰にでもありますよね。

2015年に放送されていた・・・


       『流星ワゴン』は、


まさに、そういうドラマです。

会社をリストラされた永田一雄(西島秀俊さん)は、出奔してしまった妻・美代子(井川遥さん)からは離婚届けを送付され、引きこもりになった中学生のひとり息子の広樹は、家庭内暴力がおさまらず・・・と、絶望の真っ只中にいます。


しかも、絶縁状態にある父の忠雄(香川照之さん)は末期がんで、生死の狭間にいるような状況であるにもかかわらず、この段になってもまだ父子の確執を解消できないでいました。


〈どうしてこんなことになってしまったんだ? いっそ、もう死んでしまいたい・・・〉


そんな思いで駅前のベンチに座っていた一雄の前に、1台のステーションワゴンが止まります。その車を運転しているのは5年前に交通事故で亡くなった橋本義明(吉岡秀隆さん)と、その息子の健太で、一雄はふたりに促されるまま、そのワゴン車に乗ります。

「これからあなたにとって過去の大切な場面を巡ります」

そうして一雄は、自分にとっては一度経験した過去の場面場面に戻り、最悪な状況に陥っていた現実のようにならないためにも、妻や息子と向き合って、問題を解決しようとするのですが・・・。


このタイムスリップの旅には、もうひとり同乗者がいて、それは一雄と同じ年頃の姿格好をした父の忠雄で、ふたりは喧嘩しながらも絆を深めていくのですけど・・・。


 4人の珍道中は、
   喜怒哀楽の不思議な旅になっていきます。


原作は重松清さんで、この人の書く《家族愛》の物語は、どれもこれも大いに泣かされてしまいます。


詳しくは書きませんが、あのときこうだったからいけなかったんだとばかりに逆のことをやったとしても、それはそれで別の問題が発生し・・・と、自身に巻き起こった出来事は、右を左にすれば・・・では解決せず、すべては連綿とつながっているのだと思い知らされます。

ですからね、

過去を後悔・反省するのはいいのですけど、あのときこうだったからいまこうなってしまった・・・と、そのときのせいにするのでは何も解決しないし、物事も好転していかないわけです。

大切なのは、いますぐからでも物事がいい方向に向かうように努力し、他者を思いやって行動するということです。

・・・と、

そんなことを考えさせてくれるいいドラマですので、ネット配信やレンタルDVDなどで、ぜひご覧になってください。

ところで、

ドラマの劇中では・・・


  おなじみの玩具『黒ひげ危機一髪』が
       重要なアイテムになっています。


この『黒ひげ危機一髪』ですが、ナイフをさして黒ひげ人形を飛び出させた人が、

「ああ~~!(>_<)

と、敗北感を味わうことになるのですけど、もともとの設定は《捕らわれている海賊を樽から救出する》というもので、つまりは《飛び出させた人が勝ち》というルールだったの、知ってましたか?

実際、1975年発売当初のパッケージには、《黒ひげ人形を飛び出させた人が勝ちになる、楽しいゲームです》と記載させていたそうです。

ですが、

1976年のテレビのクイズ番組の中で、《飛び出したら負け》というルールで使用されたのがきっかけで、《飛び出したら負け》が一般的にひろまってしまったそうです。

それを受け、

1979年からのパッケージでは、《黒ひげを飛び出させた人が、勝ち又は負けです(プレー前にルールを決めましょう)》という記載になったのですが、やはり黒ひげが飛び出したら、

「やった!ヽ(=´▽`=)ノ」より、

「うわっ!(lll ̄□ ̄)」となるのは否めず、

現在は、公式HPなどでも、《飛び出させた人が負け》というルール設定になっています。


        こんなふうに。


おもちゃの黒ひげくんは、コミカルでかわいらしいビジュアルですが、これ、実際だったら・・・


   こんな感じなんですかね(*´艸`*)