期間限定『キムチ納豆餃子』 ― 2020年10月26日 12:12
本日から期間限定キムチ納豆餃子 300円を販売いたします。
キムチ納豆餃子の具
キムチ+納豆+餃子の具(キャベツ、ニラ、ネギ、玉ねぎ、にんにく、しょうが、豚肉etc・・・)だから栄養満点です(^-^)
本日の日替わり料理としましては自家製お漬物の・・・
かぶとキャベツのさっぱり漬け 230円
今宵も咲々餃子でお会いしましょう(^_-)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
こんなに泣かされる映画だとは思ってもいませんでした。
『彼らが本気で編むときは、』(2017年)
小学5年生のトモ(柿原りんかちゃん)は、母親のヒロミ(ミムラさん)に育児放棄されて育ってきました。
ヒロミは家事もせず、ふたりが暮すアパートの部屋はつねに散らかりっぱなしで、トモは毎日コンビニの冷たいおにぎりをひとり寂しく食べる日々で、いまではおにぎりを見るだけで吐き気を覚えるようにすらなっていました。
そんなある日、
これは今回が初めてのことではないのですが、ヒロミは男を追いかけて蒸発してしまい、トモだけがひとりアパートに取り残されてしまいます。
そして、トモはいつものように、叔父のマキオ(桐谷健太さん)の家に駆け込んだのですが、今回はいつもとは様子が違っていました。それは・・・
マキオ叔父さんが性別的には男性の
リンコ(生田斗真さん)と同棲していたのです。
最初は面食らった感じのトモでしたが、リンコはやさしくて家庭的で、トモはおいしい手料理を食べたり・・・
生まれて初めてのキャラ弁を持たせてもらったり・・・
トモの大好物であるしじみの醤油漬けと
切り干し大根のお弁当を作ってもらったりして、
3人はこんなふうに仲良くなっていくのですが、
トランスジェンダー(性同一性障害)に対する世間の偏見の目は厳しく、
「あんなおかしな人と暮らしていたらダメよ」と、
トモのためにも・・・と思ってなのですが、そんな心無いことを言う人はやはりいて、
トモはじつの母親よりもよっぽど愛情を注いでくれているリンコを侮辱されたことが悔しくて悔しくてなりません。
で、
この映画のタイトルである『彼らが本気で編むときは、』なのですが、これはいままでずっとそういう偏見の目や言葉にさらされてきたリンコが、トモに、
「悔しいときに暴力をふるったらダメ。そういうときは、編み物をしてその気持ちを抑えるのよ」
と言い、実際にリンコはそうしており、トモにも編み物を教えてやるのです。
いろいろあって、
リンコは急病で救急車で病院に運ばれ、入院することになるのですが、見た目は女性でも、性別が男性なリンコは男性部屋に入院させられてしまいます。
マキオは、リンコは女性だから女性部屋に入院させてくれと頼みますが、それは受け入れてもらえません。
トモもそれが悔しくて、泣きながら編み物を始めます。
このシーンは哀切で、ぼくも涙してしまいました(T_T)
家族同然となった3人。マキオとリンコは、ヒロミからトモを引き取って、自分たちの娘として育てることを願うのですが、そこにヒロミが戻って来て・・・。
この物語の結末は、ぜひご覧になってください(*´ー`)
この映画で印象的だったのは、マキオがトモにリンコのことを語ったこの言葉です。
「リンコさんのような心の人に惚れちゃったらね、あとのいろいろなことはどうでもいいんだよ」
上辺の見た目よりも、心の中身が大事・・・。ぼくもそう思います。心がきれいだと、その人もきれいに見えてくるし、逆に心が汚いと、どんなに上辺を着飾っても、まったくきれいには見えません。
心美人。
これは男女性別に関係なく使える言葉です。だから、心美人になりたいですね(*´ー`)
ところで、
編み物と言えば、こういうのどうですか?
ヒゲ付きニット帽♪
ユニークだし、あったかそうですよね(*´∀`*)