ハンバーグと白菜のハヤシ風煮込み2021年01月20日 13:20


    ※酒類の提供はPM7時までです。




本日の日替わり料理は・・・


 ハンバーグと白菜のハヤシ風煮込み 280円


    れんこんのきんぴら 200円


     納豆チャーハン 650円


もちろん、普通のチャーハンなどもレギュラーメニューで用意しています。

チャーハン     600円
ソースチャーハン  600円
カレーチャーハン  650円


時短営業のため、普段よりお客さんと会える機会が減っていますが、その分、会えたお客さんとは普段以上の笑顔で接客しようと思っていますので、よろしくお願いします(*´∀`*)



ここからは『サクシネマ』です。

観終わってから、こう思いました。これ、映画館で観たかったなぁ・・・って。それぐらい、ぼく的には大ヒットの映画でした。


   『彼の見つめる先に』(2018年)


これはブラジルの映画で、言語はポルトガル語です。

高校生のレオナルドは生まれつきの視覚障害者で、まったく目が見えません。

ですが、幼なじみのジョヴァンナが、学内でも学外でも彼をサポートしてくれています。


   ↑ジョヴァンナはいつもレオナルド↑に
              気を配っています。


クラスには意地悪なやつらもいて、レオナルドの打つ点字のタイプライターのタイプ音に「カチャカチャうるせえなぁ」とか嫌味を言ったり、いつもレオナルドの手を引いては面倒を看ているジョヴァンナのことを《盲導犬》などと揶揄したりします。


レオナルドがそんな意地悪に耐えられるのも、ジョヴァンナがそういう嫌がらせにはまったくへこたれないからであり、そんな彼女がいつもそばにいてくれるからなのでした。


新学期に、クラスに転入生がやってきます。髪が巻き毛のガブリエルという男子です。


 ↑ガブリエルは気さくで人懐こく、
  すぐにレオナルドやジョヴァンナと仲良くなります。


レオナルドの目下の悩みは目が見えないことではなく、盲目の自分に過保護すぎる両親です。


 レオナルドの両親(とくに母親)は、
     障害を持つ息子を過剰に心配しています。


それはしょうがないことです。親ですから。しかも息子は全盲なのです。

ですけど、反抗期でもあるレオナルドにしてみれば、あれは危険だ、それはアナタにはムリだ、と何かにつけ《制限》をつけられるのが嫌でなりません。

ジョヴァンナは両親ほどではありませんが、幼いころからレオナルドといつもいっしょにいるので、彼ができること、やらないほうがいいこと、やっても意味がないことなどを経験として理解していて、それは良くも悪くもレオナルドに《限界》を定義してしまっているわけです。

ですが、ガブリエルにはそういう先入観がありません。


「君にできないことなんてないよ」
 ガブリエルはレオナルドにポジティブに言います。


その言葉どおり、夜中に家を抜け出して月食を見に行こうと誘ったり(レオナルドには月食は見えないとか考えないのです。それは隣で言葉で伝えるし、その空間を共有すれば体感できるとガブリエルは思っているのでした)、


     自転車の二人乗りをしたり・・・


映画を観に行ったり(場面は言葉で伝えます)・・・


音楽はクラシック・オンリーだったレオナルドにポップスを聴かせ、ダンスを教えていっしょに踊ったり・・・

これまでは誰もそんなことを誘ってくれなかったのに、ガブリエルのおかげで自身の《世界》がひろがっていくのを感じるレオナルド。

いつしかレオナルドのなかに、ガブリエルに対して友情以上の気持ちが芽生えてきます。そして、レオナルドはガブリエルが部屋に忘れていった彼のスエットパーカーを手に取り、その匂いを嗅ぎ、そして上半身裸になってそのパーカーを着て・・・。


ジョヴァンナはいうと、レオナルドに関しては《私がそばにいてあげないと・・・》という気持ちのままずっと育ち、レオナルドも同じ気持ちでいてくれていると思っていたのに、ガブリエルが現れてからというもの、自分抜きでふたりで行動していることを腹立たしく感じていました。嫉妬しているのです。


空気の読めるガブリエルは、良かれと思ってレオナルドに新しい世界を体験させていたのだけれど、ジョヴァンナを不愉快にさせていたならそれはまずいと思い、ガブリエルとジョヴァンナの仲を元通りにしようと、そういう機会をお膳立てします。その甲斐あって、


 君を仲間外れにしようなんて思ってない。
  君はぼくにとって、すごく大切な存在なんだ。


レオナルドの謝罪を受けて安堵したジョヴァンナでしたが、その直後に衝撃的な言葉を耳にすることになります。

「君に大事なことを伝えたいんだ」

「え? 何?」

「あ、でもやっぱりやめとく」

「言っちゃいなさいよ」

「じゃあ、言うよ。ぼくはガブリエルを愛してる」

てっきり自分への愛の告白だとばかりに思っていたジョヴァンナは、ショックのあまり無言でその場を立ち去ってしまいます(lll ̄□ ̄)

このあと、レオナルド、ジョヴァンナ、ガブリエルの三角関係はどうなっていくのでしょう・・・。


映画のメッセージ性も、雰囲気も、結末も、本当に何もかもが素晴らしい映画でした。主演の3人にも好感が持て、この3人のつづきがあればぜひ観たいと思ったほどです。

ところで、三角関係と言えば、この1枚の写真↓でそれがありありとわかります。


      う~ん・・・(^_^;)


もしかして、コレ↓も三角関係??


     ↑           ↑
「こっち向いてってば」  「ほら。いい匂いでしょ♪」