N君の初フライト ― 2016年08月26日 12:04
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え～と、
お盆の連休で、皆さん遠出はしましたか？ 海外旅行なんかに出かけた人もいるでしょうね(^^)
ぼくが最後に海外旅行したのは、ぼくがまだ２２歳のときのことでした。
社員旅行でサイパンに行くことになり、そのとき後輩のN君が成田空港で、
「ぼく生まれて初めて飛行機に乗るんです。生まれて初めて乗る飛行機が海外旅行なんです！」
と、《生まれて初めて》を連呼しては興奮気味にそう言うので、これはダマすしかないと思い、
すでに座席番号が明記されたチケットをN君に渡し、こう言いました。
「まだ畳の席が余ってるかもしれないから、受付カウンターに行って聞いてきてよ」
「畳の席って何ですか？」とN君。
「じゃっかんなんだけど、畳の席があるんだよ。ほら、おすもうさんとか、体のさ、横幅が大きい人は普通のシートじゃきついから、そういう人のために畳の席があんの。空いていたら、そこに座らせてもらえるかもしれないから、ちょっと聞いてきてよ」
N君、受付カウンターに行くと、そこの係員の女性と話しながら、泣きそうな顔でぼくの方をチラチラ見たかと思ったら、ダッシュで戻って来て、
「畳の席なんかないって言ってましたよ、もう！ヽ(#｀Д´#)ﾉ」
って、恥ずかしさで顔を真っ赤にして怒ってました（笑）
で、機内に乗り込み、座席に着くと、ぼくはN君に、
「これは機内放送で、ここにヘッドフォンだよ。で、これがライトで・・・」
と、座席に関することを教えてあげながら、リクライニングの丸いボタンを指差し、
「これは絶対に押しちゃだめだよ」
と、深刻な顔をして言いました。
「どうしてですか？」とN君。
「このボタンはね、
非常脱出時に押すボタンで、
もしうっかり押したら・・・・」
「こうなるよ」って(*´艸｀*)（画像は『ダイハード２』より）
さすがのN君も、もうダマされず、
「サクサクさ～ん！ヽ(#｀Д´#)ﾉ」って（笑）
・・・という、ぼくがやんちゃな時代の思い出話でした(*´∀｀*)
