トマトと新玉ねぎのサラダ ― 2019年03月07日 13:08
本日の日替わり料理は、いまが旬の新玉ねぎを使った・・・
トマトと新玉ねぎのサラダ 250円
新玉ねぎだけを、たくさん食べたい方には・・・
新玉ねぎのオニオンスライス 200円
生の玉ねぎ食べて、血液サラサラにしましょ♪
ある映画を紹介したいのですが、その前に、
皆さんはこの絵↓を知っていますか?
これはマーガレット・キーン作の、大きな目をした、どこか悲しげな子供の絵描いた《ビッグ・アイズ》と呼ばれているシリーズなのですけど、
50~60年代、この絵が世界的なブームとなったそうなのですが、ぼくですらまだ生まれる前の時代の話なので、正直よく知りませんでした。
しかも、この絵は当初、マーガレット・キーンの夫のウォルターが描いているという形で世界に広まっていったのですが、実際は妻のマーガレットが描いていて、
自分が描いているのに、そのことは親や友人やひとり娘にすら言えず、誰にも内緒のまま、マーガレットは1日中、暗い自室で絵を描き続けているにもかかわらず、
夫のウォルターは名声を独り占めし、マスコミに自分の才能と絵の素晴らしさを売り込み、派手で豪勢な生活ざんまい( ̄□ ̄;)
あまりのむなしさに、マーガレットが反抗や反論をすると、ウォルターは大声でまくしたててブチ切れ、身の危険を感じたマーガレットは娘を連れてハワイへ逃亡!
そして、
とうとう、『ビッグ・アイズ』を描いていたのは自分であることを、地元のラジオ局で公表するに至り、そのマーガレットの告白に世間は大騒ぎになります。
そんな出来事が実際にあり、それを映画化したのが・・・
ティム・バートン監督作品の『ビッグ・アイズ』です。
真実を告白することを決心したマーガレット。
真実を暴露されたにもかかわらず、夫のウォルターはそれを認めず、彼女はとんでもないデタラメを言っていると反論し、この一件は裁判という俎上に乗せられることになります。
内気で表現下手なマーガレットと違い、雄弁で自己プロデュースが得意なウォルターの裁判は、ウォルターが一方的に攻め立てる形で進行しますが、
そんなウォルターに、傍聴している人々も、そして裁判官も、次第にウンザリとしていき、
ごちゃごちゃ言ってないで、ちょっとふたりで『ビッグ・アイズ』を描いてみてよ、そうすればどっちが本物の作者か一目瞭然じゃん・・・
って、まあ、こんな言い方はしていませんが(笑)、
ふたつのカンバスが法廷内に持ち込まれ・・・
で、
どうなるかは観てのお楽しみということで(^_-)-☆
マーガレット役のエイミー・アダムスもいいですが、口先だけで名声と富を手に入れていき、その後雲行きが怪しくなってくると狂気な一面を露呈し、狼狽し、そして破滅していくウォルターを、クリストフ・ヴァルツが見事に演じていますし、
どの映画でも色彩が鮮やかなティム・バートン監督の世界観は、この映画でもきっちり見ることができるので、なかなかオススメな1本なのです(^-^)
ところで、
ビッグ・アイズと言えば、ヒロインの目がちょっと大きすぎるんじゃない、と皆が言っている・・・
現在大ヒット公開中の
『アリータ バトル・エンジェル』ですが、
ぼくはこれを公開してすぐに観に行きましたが、ぼく的には内容が少し薄いように思えて今イチでした(>_<)
ですが、3Dで観るこの映画の荒廃した近未来の街はとても見ごたえがあり、2400円で2時間以上もこの近未来体験ができるなら、それはそれでお得かも、とも思いました。
ビッグ・アイズ(大きな目)は、なんとなくその人をステキに見せるのか、マンガのヒロインはやたらと目が大きいのが当たり前ですけど・・・
『エースをねらえ』の岡ひろみとお蝶夫人。
ふたりとも目が大きい!
高校生なのに、あだ名がお蝶夫人って(笑)。
しかも、この髪型!(*´艸`*)
映画『ビッグ・アイズ』では、マーガレットがストレスでスーパーにいる人たちが皆ビッグ・アイズに見えてしまうシーンがあるのですけど、それは・・・
このようにかなり不気味ですし、
もっとマンガ寄りの目になると・・・
不気味を通り越して、もはや滑稽です(*´艸`*)