アスパラシャウエッセン ― 2019年04月14日 13:38
本日の日替わり料理を2品ご紹介させてください。
アスパラシャウエッセン 280円
トマトと新玉ねぎのヘルシーサラダ 250円
皆様のご来店を、心よりお待ちしておりますm(_ _)m
雑談します。
昨日、ラジオで、大正末期~昭和初期の頃には、タイピストの仕事が当時《職業婦人》と呼ばれていた今でいうOLさんの花形職業で、給料も普通の男性よりも高かった・・・という話を聞きました。
その話は、つい数日前にこの映画↓を観たばかりだったので、すーっと腑に落ちました。
『タイピスト!』
1958年のフランスが舞台の、ひとりの女性タイピストの映画・・・って、それおもしろいか?、と思ったのですが、
ネットのみんなの口コミの評判がいいので、観てみたところ・・・
これはタイプライターを素材にしたロマンティック・コメディーで、展開もわかりやすく、テンポも良くポップで楽しめました。
まあ、とにかく、主役のローズ・パンフィルを演じているデボラ・フランソワがチャーミングで、萌え~ってなってしまいます(*´ω`*)
あらすじを簡単に。
1958年は、書類はタイプライターで活字化していた時代で、タイピストと呼ばれるタイピング専門の職業があり、それは当時の女性において、《手に職》的な誇らしく、華々しい職なのでした。
保険代理店を営むデュリス(ルイ・エシャール)が、新しい秘書を求めて面接をしていたところ、ローズのタイピングの早さが決め手になり、デュリスはローズを採用するのですが・・・
ローズはタイピングが早いのだけが取り柄で、ドジでおっちょこちょいで、しかも気が強くて反抗的な一面があるのがわかり・・・
デュリスは早々にローズをクビにすることを決意するのですが、しかめっ面なわりには根がやさしいのか、田舎から出て来たローズをこのまま帰してしまってはかわいそうだと思い、
「仕事をつづけたいならタイプライターの早打ち大会で優勝しろ」
と告げ、それを了承したローズを、だったら毎日特訓しないと・・・と、ローズを自分の家に住まわせては、二人三脚で特訓を始めるのです。
タイムを計測し、
5本指を自在に動かせるようにとピアノも習わせ、
基礎体力アップに、ランニングも!
いろいろあって、おたがいを意識し始めたふたりは結ばれ、
しばしば口論になったりしながらも特訓をした甲斐もあって、ローズは地区大会を優勝し、フランス大会でも優勝します!
何もかもいい感じになってきたふたりなのですが、
フランス大会で優勝したことで、ジャピー社というタイプライターの会社がローズへ専属契約を結びたいと願い出て、ローズはデュリスの元を離れる気はなくて、そのまま彼の秘書をつづけようと思っていたものの、デュリスはローズの将来を思っては、
「君とのことは本気じゃない。やめてジャピー社に行くがいいさ」
みたいなことを冷たく言ったせいで、ふたりは別々の道を歩むことになるのです。
当時のタイピストの地位はすごかったようで、ローズが使うジャピー社のタイプライターはバカ売れになり、サイン会を開けば行列ができるほどに、ローズは人気者になります。
サインはタイプして渡します。
フランス大会の次には世界大会なのですが、ローズは勝ちあがり、絶対王者のアメリカ代表と決勝戦になります。
3本勝負の1本目はローズが勝ち、2本目はアメリカ代表が勝ち、五分五分の展開になるのですが、
ローズはデュリスのことを思い出してしまい、精神的に追い込まれ、いったん控え室に戻ってしまいます。
〈もうダメだわ、私に勝てるわけがない・・・〉
早く戻らないと負けになってしまうというときに、現われたのはデュリスで、彼の励ましに勇気づけられたローズは、契約しているジャピー社の最新式のタイプライターではなく、デュリスと特訓していたときに使っていた他社製の旧式のタイプライターで3本目に臨むのですが・・・
他社のタイプライターを使われたジャピー社の人間はカンカンだし、
旧式のタイプライターだけれども、驚異的なスピードでタイピングをするローズなのに、旧式だから印字のピンがからまったりで、
もうドキドキハラハラで、
司会者がどちらが勝ったかを発表する前にすでに・・・
結果はどうだっていい。愛してる!
とばかりに、ふたりは壇上でキスしちゃってるし、
ローズとアメリカ代表、どちらが勝ったかは、映画をご覧になってください(^_-)-☆
観て損はない作品ですので(*´∀`*)
ところで、
タイプライターの部品を使って、アート作品を作っている人がいて・・・
タイプライターがこんな顔や、
こんな顔になっているのですが、
部屋に飾っていると、ちょっと不気味かもですね(*´ω`*)