きゅうりのにんにく醤油漬け ― 2019年04月15日 13:28
本日の日替わり料理は、自家製お漬物です。
きゅうりのにんにく醤油漬け 200円
準レギュラー商品の・・・
きゅうりの浅漬けサクサク風 200円
は、ただいま増量サービス中です♪
そして、
当店で大人気のこれ↓も、今日はご提供しちゃいます(^o^)V
特製マカロニサラダ 250円
マカロニサラダとうたっていますが、皆さんご存知のマカロニとは真ん中に穴の開いたパスタのことで、これはリボンに似た形のファルファッレというパスタを使っているので、
実際は特製ファルファッレサラダですが、咲々餃子では特製マカロニサラダってことでお願いします(^^;)
ここから下は『サクシネマ』です。
これ↓は日本未公開作品ですが、DVDは出ている作品です。
『奇跡のチェックメイト
クイーン・オブ・カトゥエ』
日本ではあまり知られていない黒人の俳優さんたちの作品ですし、題材がチェスですから、日本未公開になったのも理解できますが、これは数年前に起こった実話の映画化で、とてもとてもいい作品なんです。
観て良かったぁ~、って思える、シンプルにいい良作なんですが、あらすじはというと・・・
アフリカのウガンダ共和国の、小さな町カトゥエのスラム街に住む少女フィオナが、14歳にしてチェスのウガンダ共和国代表に選ばれるというお話なのですが、
フィオナの住むカトゥエの町のスラム街は・・・
こんなふうな本当に貧民たちの街で、
フィオナは、夫を亡きあとも女手ひとつで子育てにがんばっている母親と、姉と弟の4人暮らし。家族はトウモロコシを売って、貧しく、細々と、でもたくましく生きていました。
そんな彼女の人生が一変するのは、町の小さなチェス教室でチェスを習い始めたのがきっかけでした。
チェスのやり方を教えてもらったフィオナは、あっという間に強くなっていきます。才能があったんですよね、きっと。強気な性格もチェス向きだったのかもしれません。
初参加の学生大会で、フィオナはいきなり前回のMVPの年上の少年を倒します。
負けてしょんぼりする前回のMVP。
この少年が・・・
芸人のアントニーに激似で、
ぼく的にはツボでした(*´艸`*)
話が脱線しました。スミマセン。
フィオナは、自分のチェスの腕前に自信を持つようになります。で、このスラム街から抜け出すにはチェスしかないし、自分にはそれができると思い至り、それを母親に言うのですが・・・
あっさり、たしなめられます。
母親は、こう思っているのです。このギリギリの暮らしの中でも生きていられるのは、現実を直視して日々コツコツとがんばり続けているからで、夢を見て現(うつつ)を抜かしたりすれば、上にあがれるどころか、いまの暮らしですらできなくなるし、なによりも、夢がかなわなかったときの失望は、自分たちから生きる気力をも奪ってしまいかねない・・・と。
そうは言ったものの、母親は親の形見の服を売ってそれを灯油に換え、フィオナが夜な夜なチェスの本を見て勉強するのをサポートしてやったりするのですが、フィオナは参加した国際大会の初戦で破れ、母親の懸念が現実化してしまうのです。
自分には到底無理な夢だったんだと落ち込むフィオナを勇気づけたのはチェス教室のコーチで、まあ、この先生が素晴らしいんです。
そもそもこのコーチが、トウモロコシ売りのせいで学校に行ってなかったフィオナや彼女の弟を学校に行かせるようにし、彼女のチェスの才能を母親に語ってチェスをやりつづけるよう説得し、問題があれば学校やチェス大会の運営者も説得し、とにかくこのコーチがいたからこそフィオナがチェスで羽ばたけたのですけど、
そんなコーチが、国際大会で負け、チェスなんか知らなければよかった、夢なんか見たばっかりに・・・と嘆くフィオナに対し、
「君の居場所はどこだ?(チェスだろ?)」
と言って励まし、給料の高いいい仕事のオファーが来ても、フィオナたちを見捨てるわけにはいかないと、それを断り、ずっとフィオナたちをサポートしつづけるのです。
このときのシーンも良かったので、書きますが、コーチが奥さんに、
「じつは、給料が増える仕事のオファーがあったけど断ったんだ、すまない」
と告げると、奥さんは夫の目をじっと見て、
「正しいことをしたんだから謝る必要はないわ」
ですって!(^-^)
このコーチ夫妻、素晴らしくないですか!(*´ー`)
もう一度言いますが、これ実話ですからね。
このコーチや、母親の陰なる愛情もあって、フィオナは再び国際大会に挑み、そしてどうなるかは観てのお楽しみということで(^_-)-☆
母親との親子愛も感動的です。
ここからは、劇中で使われていた、いくつかの簡単な英語フレーズをいっしょに勉強したいと思います。
【likely】
コーチがチェス教室の子供たちをトーナメントに参加させるにあたって、校長から、
「子供たちの親は参加料を払えるのか?」
と聞かれたときのコーチの返答が、
"Likely not."(ムリでしょうね)
《likely》は《maybe》のように、《たぶん》という」可能性を示すときの副詞で、英語圏で生活をしたことがないので、これは実感ではなく、ネットで調べたのですが、
probably (80~90%)
likely (70%)
perhaps (30~50%)
maybe (30~50%)
possibly (20%)
might (20%)
()内の数字はたぶんの可能性を表していて、つまり、前述の《Likely not.》は、《高い確率で払えないでしょうね》ということを意味しているわけです。
ですので、意中の女性をパーティに誘ったときに、相手が、
"I likely come to the party."
と言えば、「たぶん行けるわ」というニュアンスで、
"I might come to the party."
なら、「ひょっとしたら行くかも」というニュアンスになります。
【belong here】
↑の画像で、コーチがフィオナに「君の居場所はどこだ?」、チェスの世界だろ、と言っては励ましていますが、
世界大会の決勝に進んだフィオナでしたが、局面が不利になり、追い込まれたような表情になっていると、コーチがこう叫びます。
"You belong here."
字幕には「君の居場所はここだ」と出ていました。
《belong here》は《いるべき場所はここ》という意味合いで、会話の内容で、取りかたは様々になります。
劇中では、以前に「君の居場所はどこだ?」と聞いていた経緯があったので、「君の居場所はここだ」となり、その言葉を聞いたフィオナはハッとしてコーチの方を見るのです。そしたら、コーチはもう一度、
"You belong here."
と叫ぶのですが、このときの字幕は「君には資格がある」になっていました。
例えば、こんな場合に言うなら・・・
"You don't belong here."
「君たち、場違いだから・・・」
となります(*´艸`*)