トマトの冷やしあんかけ ― 2022年10月26日 12:58
本日の日替わり料理は・・・
トマトの冷やしあんかけ 230円
あったまる♪ポトフ 380円
アスパラシャウエッセン炒め 300円
スライスアボカドわさび醤油 280円
ソース焼きそば目玉焼きのせ 580円
ナスとピーマンと豚肉の味噌炒め 350円
あぶら揚げのハムチーズはさみ焼き 250円
今宵はこんな感じで、皆さまのご来店をお待ちしております(●^o^●)
ここからは『サクシネマ』です。
伝説のコメディゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)を監督したエドガー・ライトのコメディなしのがっつりスリラー作品・・・
『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021年)を観ました。
不思議な感覚のスリラーで、王道じゃない独特な特異感がエドガー・ライトらしいです。
あらすじは・・・
イギリスから電車で6時間ぐらいのちょい田舎に祖母と暮らしている(母は幼い頃に他界している)エレンにはいわゆる第六感があり、鏡を通して亡き母の姿を見ることができました。
そんなエレンは1960年代のレトロなファッションや音楽や映画が大好きで、そんなセンスをファッション業界で表現したくてロンドンのデザイン学校を受験し、そして合格します。
ちょい田舎の少女は、ドキドキしつつ憧れの大都会ロンドンへと向かいます。
垢ぬけていないちょっと暗めのエレンは、ロンドンの都会の喧騒や、クラスメイトのパーティピーポーなノリにもついていけずに浮いてしまいます。
クラスにも寮にもルームメイトにも馴染めず、心落ち着けないエレンは、お金は高くつきますがひとり部屋を借りることにします。
そんなエレンにうってつけの物件が見つかります。ソーホーにある古い家の下宿物件でした。
貸主の老婆は部屋を貸すにあたって条件をつけます。それは、タバコは厳禁、夜の洗濯は禁止、PM8時以降は男子禁制というものでした。
エレンはその条件を了承して部屋を借りることにします。何より部屋が気に入ったのです。その部屋は古めかしく、60年代が好きなエレンの好みにピッタリだったからです。
ですが、その部屋で寝るようになると、エレンは不思議な体験をすることになります。夢か現(うつつ)か判然としないなか、エレンは1960年代のソーホーにタイムスリップしていて、ナイトクラブ『カフェ・ド・パリス』の鏡に映る自分は・・・
金髪ヘアの別人(サンディ)で、
次の瞬間には鏡に映っているのが自分なのでした。
ちょっとわかりにくいのですが、夢うつつの中ではエレンはサンディを通して1960年代の世界を傍観しているような、でも、時折その世界でもエレンとサンディは入れ替わったりして・・・。
サンディはこのクラブで歌手として働きたいと思っていることをエレンは知ります。憧れの1960年代のソーホーを夢うつつの中で楽しみつつ、自分とは違って陽気でアグレッシブなサンディを心の中で応援するエレン。
サンディはクラブのマネージャーのジャックと深い関係になろうとしていました。
サンディに憧れるエレンは、髪の色をサンディと同じにし、性格も明るくなっていくのですが・・・。
いつもの夢うつつの中でサンディのその後を見ていたエレンは、サンディがジャックにだまされてクラブの地下にあるストリップ劇場でストリッパーをさせられているのを見て愕然とします。しかも、サンディはジャックに命じられて、客の夜の相手もさせられていたのです(lll ̄□ ̄)
悲鳴をあげて目覚めるエレン。この日を境にエレンは現実社会でも見知らぬ男たちの亡霊を見るようになり、まともな生活ができなくなっていきます。
ハロウィンパーティの途中に亡霊たちを見て、恐れおののくエレン。っていうか、この画像が恐っ!(#゚Д゚)
いままでは眠れば憧れの1960年代のソーホーに出会えたのに、いまは悲しいサンディの姿を見るばかりで、ある晩はサンディがジャックに殺されかけ血だらけになっているのを見て夢うつつから目覚めました。
サンディが殺された・・・。そして彼女を殺したジャックは生きている・・・。
そう考えたエレンはそのことを警察に相談しに行きますが、当然話は真に受けてもらえず、ドラッグをしているのか疑われたり、でなくても精神的に病んでいると心配されたりするだけでした。
そんなエレンは、アルバイト先のバーにやって来るどこかあやしげな老人がジャックだと信じ混み、思わず、
「あなたがサンディを殺したんでしょ!」
と訊いてしまいます。すると返ってきた返答は、サンディ? 何のことだい?、ではなく、
「あの子はあんなところにいるべき子ではなかった」
さて、エレンはこのあとどうしてどうなっていくのか、よくある言い方ですが、《驚愕のラスト。恐るべき真相》をぜひご覧ください♪